MobiFlight を使って、Arduino nano で MSFS2020 のコントロールパネルを作成しましたが、いくつか改善したい部分もあり、Raspberry Pi Pico を使って2号機を作成したいと思います。
今後、(もしも)他の方がこれを見て同じようなものを作るときに参考になるように入手しやすいものを使って作れるように工夫もしたいと思います。
また、 MobiFlight はプログラミング不要で手軽にいろいろなものが作れますが、さらに
1号機も Arduino へのピンヘッダ以外はんだ付けなしで作成しましたので、2号機もはんだ付け無しでの作成を意識します。
ちなみに、Arduino nano はピンヘッダはんだ付け済のものを探すのに苦労しますが、Raspberry Pi Pico はピンヘッダ付きのものを入手しやすいです。
ピンヘッダ付き Raspberry Pi Pico の販売サイトの例
Raspberry Pi Pico(ピンヘッダ実装済) — スイッチサイエンス
RPI-PICO-H 【ピンヘッダ実装済】Raspberry Pi Pico H
Raspberry Pi Pico H (完成品): マイコン関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
それでは、まずはケースを作成します。
電子工作で一番悩む(苦労する)のが、ケースです。
1号機ではセリアで購入したはがきケースを使いましたが、パネルをはめ込むところを大きくくり抜くのがカッターだけでは大変でした。
ケース加工は、丸い穴を開けるのはドリルとかで開ければよいので簡単ですが、四角く穴を開けるのは苦労します。
あと、はがきケースだと平置きしかできず、LCDは正面から見ないとはっきり見えないので、ある程度パネルを立てて使いたいです。
なので、プラダン(プラスチック段ボール)を切って組み立ててケースを作成することにしました。
カラーボード(スチレンボード)でもよいと思います。(というか最初ダイソーのカラーボードで作ろうと思ってネットをみてたら、最近売ってないという記事を見て、セリアでプラダンを買って作ったのですが、その後ダイソーに行ったら売ってた・・)
セリアで買ってきたもの。
黒いプラダン(厚さ3mm)と、接着にはプラスチック用のGPクリアを使います。
作成したケースの型紙pdfはこちら。
等倍(実物大、100%)で印刷してください。
上記の型紙に合わせてプラダンをカットします。(点線は折り目)
黒いプラダンですが、シャーペンで線を描けます。
折り目では、カッターでプラダンの片面だけ切って折り曲げます。
で、接着剤でこのように貼り付けていきました。
(上面、下面は側面のパネルを包むように貼り付け)
パーツを接着したら接着剤が固まるまでできれば1日放置します。
その後、パネルを取り付ける穴を開けます。
パネルは、セリアで購入したクリアフォトフレーム。(2枚入りなので1号機で1枚使ったあまり)
まず目印をシャーペンでつけて。
ドリルビットを手回しして穴を開けます。(4mmの穴)
ドリルビットもダイソーに売ってます。
で、パネルをフォトフレーム付属の透明プラスチックの留め具でつけたのがこれ。
ちょっと飛行機のパネルという雰囲気ではないですね・・
私はホームセンターで M4 x10mm のネジを買ってきて、ネジ頭をマジックで黒く塗って付けました。M4のボルトナットセットはダイソーなどでも売っています。
黒いプラダンはつや消しの黒なので、意外とかっこよくできました。
(追記)
パネルにボタンなど取付て操作するときにもう少し強度が欲しかったので、フロントパネルの両脇にプラダンを貼り付けて強度を増しました。
型紙のpdfにも、この両脇のパーツ(Front side)を追加。