諸々の記録

その時々 興味にある事について

MobiFlight で ゲームパッドを使う

「MobiFlight で ゲームパッドを使う」
タイトルだけ見ると何のことやら・・という感じですね。

基本的にはMobiFlight はこれまで私が作ってきたように Aruduino か Raspberry Pi Pico を使ってボタンやロータリーエンコーダーでフライトシミュレーターの操作可能としていますが、実は、MobiFlight では一般的なPC用の ゲームパット をフライトシミュレーターの操作デバイスとすることができます。(もちろん入力のみ)

なので、私が今作成している3号機ではボタンがないのですが、ゲームパッドのボタン操作も組み合わせて操作するとうことができます。
ボタンの操作だとMSFS標準のキーボード操作でもできますが、MobiFlight だと細かな機能の設定がでできます。

で、早速ゲームパッドを購入しました。
ボタン操作ができればよいので、極力小さいものということで探して、これを購入。

8BitDo Zero2 というもので、サイズはだいたい 7.5cm x 3.5cm と片手にすっぽり入る小ささです。しかもワイヤレス(Bluetooth)。
検索してみると、これをお絵かきソフトの左手デバイス(片手デバイス)として使っている人もいるようです。

これをWindowsゲームパッドとして接続し、MobiFlight を起動して(起動してからゲームパットを接続するとMobiFlightに認識されない)メニューの Extras ⇒ Settings
をクリックして Peripherals タブ を確認すると、「XINPUT 互換入力デバイス」というのが表示されるので、これをチェックします。

で、input Config Wizard の Module で上記で選択した「XINPUT 互換入力デバイス」を選択すればAruduinoやラズパイピコにボタンを接続したのと同じように、input config に設定を追加していくことができます。

8BitDo Zero2 はボタンは12しかないのに実際のボタンより多くリストされています。
これは多分、中身は上位機種と同じものだからですね。
有効なボタンを確認して設定する必要があります。
実際に操作してみて調べたら下記のようになっていました。

Button 1  :   B
Button 2  :   A
Button 3  :   Y
Button 4  :   X
Button 5  :   Left
Button 6  :   Right
Button 7  :   select
Button 8  :   start
※注:十字ボタンは アナログ X、Y軸
AxisX : 左ボタンON で 0、右ボタンON で 65535、OFFで 32767
AxisY : 上ボタンON で 0、下ボタンON で 65535、OFFで 32767


十字ボタンはアナログ動作になってるので使うのが難しいですね。なので実質MobiFlightで使えるのは8個です。

Botton1 に AP MASTER スイッチを割り当てる場合は下記の様にすればよです。


ちなみに、MobiFlight ではゲームパッド以外に MIDIコントローラー も対応しています。(メニューの Extras ⇒ Settings をクリックして Peripherals タブ の右側)
MIDIコントローラーとは、作曲ソフトにデータを効率的に打ち込みするための専用デバイスで、下記のようなものです。


ボタンだけでなく、スライダーやツマミもたくさんあるので、いろいろ割り当てできそうですね。 ちょっと使ってみたい・・