諸々の記録

その時々 興味にある事について

ラズパイでホームコクピット MobiFlightの設定 - No soldering, No programming -

ラズパイでホームコクピット作成。
前回で Raspberry Pi Pico(ラズパイピコ) を使えるように準備しましたので、これを MobiFlight で使えるように MobiFlight のインストールと設定をしていきます。

まず、MobiFlight のPCへのインストールですが、これは、1号機で Arduino nano を使ったの時と何ら変わりありません。
なので、下記の Arduino のときの記事と同じように進めればよいです。
はじめてのMobiFlight(1) - 諸々の記録

もちろんこのインストールは、MicrosoftFlightSimulator 2020がインストールされているPCで行います。
インストール手順をここでもざっくり説明すると、MobiFlight のホームページに行って、MobiFlight の最新バージョンをダウンロードしてPCにインストール。
インストールが完了すると、下記のショートカットができます。


ラズパイピコをUSBケーブルで接続して、上記のアイコンをダブルクリック(スタートメニュならクリック)してMobiFlight を起動すると、途中で下記の様に MobiFlight がインストールされていないモジュールがあるがインストールするかと確認されるので、OKボタンをクリックしてインストールします。(タイムバーが表示されている間にOKボタンをクリックしないと自動的に先に進むのですぐに!)


ちなみに、ラズパイピコにMobiFlight をインストールしてしまっても、他の用途でラズパイピコを使いたい場合は、 BOOTSEL ボタンを押してUSB接続してラズパイピコに新しプログラムをインストールすれば良いので安心してインストールしてください。

PCにMobiFlightのインストールが成功したら、ラズパイピコに接続するデバイスの設定をしていきます。
まだデバイスLCDやエンコーダ)の接続はしていませんが、設定は事前にすることができます。

メニューの Extras ⇒ Settings  で、Settings 画面を開き、 「Add device」 をクリックして、接続するデバイスを1つ1つ設定していきます。
パネルに取り付けたデバイスLCD、ロータリーエンコーダー(スイッチ付)2つ、マイクロスイッチ6個です。これを順番に設定していきます。


LCD Display、Encoder x2、Button x 8 (ロータリーエンコーダー2つがスイッチ付きのため 6+2) を順番に登録していきます。
LCD Display と、Encoder 2つはそれぞれ、下記を変更しておきます。
LCDは 20桁、4行に、Encoderは2つとも、Type を (00) に設定。


全て設定したら、左下の 「Upload config」をクリックしてラズパイピコに書き込みます。(これをしないで閉じようとするとワーニングが表示される) 


「Upload config」の隣に、「Save」があり、これをクリックすることで設定が保存できます。保存したファイルは下記。これを、その隣の「Open」で読み込めばこれまでやった設定をそのまま再現できます。(その場合も「Upload config」を忘れずに)
※ クリックで内容が表示されるので、ダウンロードボタンでダウンロード

drive.google.com


これでラズパイピコ側の設定は完了。
次回はこのラズパイピコをケースのデバイスに接続していきます。