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ラズパイでホームコクピット G1000 のソフトキーパネル作成5 - No soldering, No programming -

ラズパイでホームコクピット作成。

ガーミン G1000 のソフトキーパネルを作成しています。
ハードウエア面では作成完了したので、ラズパイピコ(Raspberry Pi Pico)にMobiflight の設定をしていきます。

2号機と別のラズパイピコを使っているので、これをUSBでPCに接続し、MobiFlightを起動すると、MobiFlight のファームウエアをインストールするかどうか確認するダイアログが表示されるので、インストールします。
(参考)ラズパイでホームコクピット MobiFlightの設定

まず、 メニューの Extras ⇒ Settings ⇒ Mobiflight Modulesタブで、12個のボタン(Button)を登録します。

ラズパイピコのピンの番号は 0 から始まっているので、
 Button : Pin 0 、 Button 1 : Pin 1 ・・・
の順で登録します。

設定したら Upload config ボタンを押し忘れないようにします。
設定内容を Save ボタンで保存したものが下記。

次に MobiFlightのメイン画面に戻って、Input  configs で 12個のボタンに対するMSFS2020上の動作を設定します。
一覧の Description に 「G1000 Softkey 01」のように設定し、右端の [ ... ] ボタンをクリックし、Input タブで下記の様に Device :Button ~ Button 11 にそれぞれ、Select Preset :  AS1000_PFD_SOFTKEYS_1 ~ 12 を設定します。

Input configs タブ

この設定を保存したファイルは下記。


ここまで設定したら、メニューの Extras ⇒ Settings ⇒ Generalタブ の Logging で enabled のチェックをオンにしておき、各マイクロスイッチを押して、画面の下部に何かしら表示されるかを確認します。
(何も表示されなかったら、接続を確認)

ここまでできれば、MobiFlight側の設定も完了です。
もし、他の設定と(私の場合は2号機の設定と)一緒にしたい場合は File ⇒ Merge で設定ファイルを読み込むと他の設定をマージして使用できます。


また、2つのラズパイを接続するので、もしも片方のラズパイが認識されない場合は、下記画面で認識していない方のCOMポートを選択してください。


これで完成。
次回実際にMicrosoft Flight Simulator 2020 に接続して操作してみます。