3Dプリンターで印刷(作成)したものを接着するための接着剤は何が良いか?
3Dプリンターでは宙に浮いた部分はその下にサポート材が必要になり、印刷時間がかかりますし、フィラメントも無駄に消費するし、サポート材がくっついていた面が荒れたりするので、極力サポート材が必要にならないようにパーツを分けて印刷したくなります。
そうすると、接着する必要がありますが、何で接着するのが良いのか?
PLAフィラメントは、普通の瞬間接着剤、プラモデル用の接着剤やこれまでフライトシミュレーターのコントロールパネルで使ったGPクリアでは接着できません。
(試したところ正確には、GPクリアでは一応くっつくが、力を加えると動いてしまう)
なので、何が良いのかネットで調べてみると、まず見つかったのはアクリルの接着剤の「アクリサンデー接着剤」
これは、修正のひまがないくらい瞬間的に強力に接着できるらしいです。
更に調べると、「セメダイン ABS用 接着剤」 でも接着できるらしいです。
こちらは、硬化するまで時間がかかるので修正が可能とのこと。
「セメダイン ABS用 接着剤」 の方がだいぶお安いので、こちらを購入してみました。
試しにこんな形のものを接着。
接着直後は動いてしまいますが、数時間すると固くなり動かなくなりました。
そして、まる一日放置したところ、よほど強い力を加えないかぎり動かないほどに接着できした。
コツとしては、3Dプリンタの印刷物の表面は積層痕で平でないのでムラにならないように、接着する双方の面にたっぷり目に接着剤を塗ることです。
(ムラがある状態で接着剤の量が少ないと、力を加えるととれてしまった)
3Dプリンターで印刷したものの接着は当面これでOKですね。